こんにちは!スタジヴィセオのKASHI(かし)です。
今回は、私が考える『競技者とプロパフォーマーとの違い』についてです。
当然のことですが、技が上手だからプロパフォーマーにすぐになれる、とは限りません。
そもそも、競技とパフォーマンスの違いはなんでしょうか。
答えは、『お客様』がいるかどうか、です。
パフォーマンスは『他人(お客様)を楽しませるために行う身体表現』の一種です。
競技は、『技の完成度』のみに着目しており、勝ち負けがはっきりした点数が付きます。
パフォーマンスは、『お客様が感動できたか?楽しめたか?』これが全てです。
そのため、技の完成度が必ずしもパフォーマンス力が比例しない、ということが言えるのかもしれません。
また、競技の場合は、
競技者のために、より安全で100パーセントの技術が発揮される環境が用意されます。
しかし、パフォーマンスは違います。
床がアスファルトであったり、煙(スモーク)や照明があったり、競技とは真逆の悪環境で危険な技を披露することも多くあります。
これらは大前提として『お客様を楽しませる』という部分が最も重要であるからで、
個が行う技の完成度よりも、全体が作り出す『場』を提供している、ということがわかります。
競技者からパフォーマーになる方は、自分自身を磨く、ライバルに勝つ、この意識から、
『お客様を楽しませる』という意識をプラスして持たなければいけないのです。
そのためには、使う楽曲を考えたり、演出を入れたり、衣装を考えたり、
競技とは違った様々な『魅せ方』の意識が必要になります。
また、プロのパフォーマーとしてステージに立つ、ということは、
怪我や病気といった健康管理も、自己責任の枠を超え、団体責任に変わります。
出演者として、絶対に穴を空けてはいけない、という大きな責任を伴う環境にも変わるということです。
スタジオヴィセオの講師は、今も現役で活躍しているプロパフォーマーが多く在籍しております。
競技者としての『技』だけに留まらず、
今回書かせて頂いたようなパフォーマーとしての様々な技術(魅せ方)や知識を知れる場所かもしれません。
様々な経験、エピソードが聞けるかと思います。
興味がありましたら、是非聞いてみてください(^^)/
スタジオヴィセオ
TRIANGLE CONNECTION KASHI(かし)
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